lanケーブルは一般家庭や普通の規模のオフィスでは、10メートル程度のタイプでも長さは十分という場合も多々あります。
1階から2階へと接続したり、広いオフィスで活用するにはもっと長いlanケーブルが必要になることはあり、家電量販店で販売されていない長さであれば、ネット通販から探すと30メートル以上もの商品は見つけられます。長いタイプの購入は簡単にできても、肝心の接続には注意点があります。一般的に言われている情報ではあまりに長いlanケーブルは障害を起こしやすい可能性もでてしまうことです。
例えば25メートルを必要とした場合では30メートルのタイプを購入し、余っている部分をカットして別売りの自作用コネクタを購入すると長さ合わせは完璧に行えます。長さを合わせた後にも注意点はあり、lanケーブルをむき出しのままで設置してしまうと、どこかで断線を起こしてしまうリスクは短いタイプよりも増えてしまいます。
U型の留め具を使って壁に固定をしていく方法もありますが、20メートルを超えるような長さの場合は、配線ダクトを用いた方が安心です。配線ダクトはカバーを開けると内部にケーブル類を格納することができるので、格納後にカバーを取り付けると完全にケーブルを保護することができます。更にコーナー部分など室内やオフィス内の角の部分を這わせる場合では、配線ダクト用のフレキシブルのコーナー用パーツも販売されているので、適切にパーツを使い分けることで断線や通信障害の問題を無くせます。