lanケーブルを用いる室内では、配線ダクトを利用して固定する方法や、ケーブルをそのまま金具を利用して壁に固定する方法に大きく分けることができ、特に一般家庭の方はこの2つの方法で取り付けしていることは目立ちます。
ダクトや金具を使う方法では、壁面に穴を開ける加工が必要になるので、賃貸住宅では原状回復の問題もあり、持ち家でも穴開けをすることに躊躇してしまうことも想定できます。実際にはlanケーブルはネジを使う方法以外でも固定させることができ、室内環境を問わずに共用して使えるグッズはいくつか存在しています。最も手軽な方法は背面に両面テープが取り付けられたフックです。
このフックはプラスチック製とアルミ製に分かれて販売されていますが、プラスチック製の場合はフック部分の形状は固定です。アルミ製のタイプはフック部分を自在に曲げることができるので、ネジ以外で固定をする際にはアルミ製のフックが向いています。フック系はホームセンターでは殆どのお店で取り扱いしていますが、100円ショップでも10個で100円などと低料金で販売されているので経費的な負担も感じることはありません。ただし、設置場所によっては両面テープが弱いことで直ぐに落下してしまう可能性はあります。
この対策は超強力両面テープと記載されている商品を別途購入することで解決できます。他の手段でネジ以外でlanケーブルを固定する方法は、やはりフックと同じように両面テープ式の配線ダクトの利用です。軽量素材であることが第一条件になるので、樹脂製のタイプでコンパクトサイズの場合は予め付けられている両面テープでも問題なく使用できることが多く、こちらも低価格で販売されていて、ホームセンターの他、100円ショップでも取り扱いをしています。